『高度でありながら汎用性のある免疫系の介入により、2050年までにはほとんど全てのがんを制御できる日が来る』―この人類共通の夢に向かって、私たちCCIIは研究努力を続けていきます。

2024年11月12日、がん免疫総合研究センター(CCII)の活動拠点となる新棟(Bristol Myers Squibb 棟)の竣工を記念し、同新棟にて開所式を執り行いました。続いて、11月13日から15日にかけて、第1回免疫療法・免疫生物学国際シンポジウムが開催されました。新たに公開されたハイライトをご覧ください!
がん免疫総合研究センター(CCII)は、2000年4月に京都大学医学研究科内に設立され、がん免疫療法の分野で先駆的な研究を進めています。本動画では、京都大学総長 湊長博、CCIIセンター長 本庶佑、世界的建築家 安藤忠雄、そしてCCIIの主要研究者が、センターの使命や活動について語ります。
生物学の歴史ではよくあることだが、PD-1の最初の発見はほとんど偶然であり、PD-1はアポトーシス関連遺伝子として最初に発見された。PD-1経路が「自己」細胞に対する末梢寛容に不可欠であり、がん細胞に対する免疫細胞の攻撃を減弱する「ブレーキ」として機能していることが明らかになるまでには、10年以上かかった。
免疫応答はエネルギー的に高価である。シドニア・ファガラサン(Sidonia Fagarasan)らによるこの新しい総説が示しているように、分泌代謝産物は、免疫細胞の成熟と活性化において重要な因子として、ますます台頭してきている。
スペルミジンはT細胞の脂肪酸酸化を直接活性化し老化による抗腫瘍免疫の低下を回復させる―スペルミジンによる脂肪酸酸化活性化機構の解明―
やる気のある学生、ポスドク、科学者、技術スタッフを常時募集しています。ぜひご連絡ください!